国立感染症研究所 感染症情報センター
Go to English Page
ホーム疾患別情報サーベイランス各種情報
インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−累積症例数 更新18

    2005年5月19日 WHO(原文


WHOは、H5N1亜型鳥インフルエンザのヒト感染症例累積数を示す表を、2003年12月に始まった集団発生の時期に基づいて細分化した形で更新している(WHOに報告されたヒトの高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)感染確定症例数)。最近の症例の大半が発生しているベトナムの数は、今年4月末から5月にかけてベトナム保健省により提供された症例数に沿って修正された。ベトナムにおける感染の第3波は2004年12月中旬に始まって以来、49症例が報告された。これらのうち、17人が死亡している。直近の症例は4月17日に保健省に報告された。

WHOはベトナム保健省に対し、症例数とともに個々の症例に関するデータを提供するよう要求している。新たな症例に関する迅速な実地調査は、特にそれが小集団として発生している場合は、ウイルスがパンデミックを起こしうる能力を高めていることを示唆する感染伝播様式の変化を評価するために必須である。

現在の集団発生でH5N1亜型鳥インフルエンザのヒト症例が初めて報告された2004年1月以来、ベトナム・タイ・カンボジアから97症例(うち53人が死亡)が報告された。76症例(うち37人が死亡)のベトナムがもっとも大きな影響を受けた国であり、ついでタイの17症例(うち12人が死亡)、カンボジアの4症例(4人全員死亡)である。



(2005/5/20 IDSC 掲載)

 * 情報は日々更新されています。各ページごとにブラウザの「再読み込み」「更新」ボタンを押して最新の情報をごらんください。

Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.