ベトナム保健省は、さらに８例のH5N1鳥インフルエンザのヒト感染例を公式に確認し、WHOへ情報提供した。これらのうち２例は最近、４月２日から８日の間に、それぞれフンエン省（Hung Yen Province）とハッタイ（Ha Tay Province）省で検知された。患者は両者とも生存している。そのほかの６例は、４月２日以前に検知されていたと考えられる。WHOはこの６例についての、いっそう詳細な情報の提供をベトナム当局に求めている。


ベトナム保健省は、２００４年１２月中旬以来ベトナムにおいて、１８の都市から、４１例の患者が検知されたことを、WHOに対して報告している。これらの患者のうち、１６例が死亡し、６例は引き続き治療中である。