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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザ−ベトナムとカンボジアにおける状況−更新8
2005年2月2日 WHO(原文) |
A/H5亜型鳥インフルエンザに感染したカンボジアでの初のヒト症例 ベトナム保健省は本日、H5亜型鳥インフルエンザのヒト感染症例がさらに1例確定したことを報告した。症例は25歳の女性でカンボジアのカンポット省(Kampot Province)在住であり、2005年1月21日に呼吸器症状を発症した。女性は1月27日に近接するベトナムの医療機関を受診し、1月30日にベトナムのキエンザン省(Kien Giang Province)病院で死亡した。2月1日にベトナム・ホーチミン市のパストゥール研究所で施行された検査ではA/H5亜型インフルエンザ陽性であった。この女性はカンボジアから報告されたH5亜型感染の初めてのヒト症例である。 カンボジアの保健省・農業省とWHOの合同調査団が、この症例に関する情況を調査するためカンポット省に入っている。 ベトナムの調査中症例 ベトナムではさらに3人がH5N1亜型鳥インフルエンザにより死亡したと報じられている。そのうち、以前報じられた13歳と10歳の女子に関しては、それぞれ南部の異なる省に住んでいた。3人目の死亡例は、北部のフートー省(Phu Tho Province)在住の30代の男性で1月27日に死亡した。 ベトナム保健省により確認されれば、これらの最新の2例により、2004年12月中旬以来確認されたベトナムでのH5N1ヒト症例は計13例になる(上記カンボジア在住症例は除く)。そのうち12例が死亡している。
(2005/2/3 IDSC 掲載) |
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