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WHO 更新情報 |
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鳥インフルエンザのベトナムにおける状況−更新7
2005年1月28日 WHO(原文) |
WHOは、ベトナムで施行されていた検査によりH5N1亜型鳥インフルエンザのヒト感染症例がさらに2症例確定したという報告を受けた。WHOは保健省からの確認を待っている。 最初の新規確定症例は南部のロンアン省(Lon An Province)在住の10歳の女の子である。この人は1月13日に発症し、20日に入院し、現在重症である。 第2の症例はやはり南部にあるドンタップ省(Dong Thap Province)在住の13歳の女の子である。この人は1月20日に発症し、22日に入院した。この人も重症である。 ドンタップ省の少女は以前告知された確定例の娘である。35歳になるその子の母は1月14日に発症し、21日に死亡した。 ベトナム当局がこの新たに検知された家族内集積例に対する調査を開始しているとWHOは理解している。この調査は、曝露源として考えられるものを探求し、家族の人々・その他の密接な接触者・一般市民における疾患の徴候に注意を払うものである。 母と子の間で発症日に6日の隔たりがあることを考えると、過去の同じような事例において見られたような限定的なヒトーヒト感染が現時点では除外できない。場所と時間が密接に関連しているような症例の集積のすべてに対して、ウイルスの疫学的な情況がパンデミックの開始を助けるような方向に変化していないかどうかを判断するための緊急的調査が必要である。 ベトナム保健省により確認されれば、これらの最新の2例により、2004年12月中旬以来ベトナムでの症例は計12例になる。現在までにそのうち9例が死亡している。 WHOは今一度、H5N1亜型の患者をケアする家族の人々に対して、推奨された防御方策に従うよう強調する。 2004年1月にH5N1のヒト症例が初めて報告されて以来、医療従事者や殺処分に従事する作業員の症例は報告されていない。それらの人々が推奨された防御方策を引き続き遵守することもまた等しく重要である。
(2005/1/31 IDSC 掲載) |
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