WHOは非公式に、さらに2例のベトナムでのH5N1亜型鳥インフルエンザウイルス感染例を報告を受けた。患者は、南部のハウザン省（Hau Giang Province）の18歳の女性とチャービン省（Trah Vinh Province）の35歳の女性である。

18歳の女性は1月1日に入院し、10日に死亡した。35歳の女性は1月9日に入院し重体である。

患者は二人ともベトナム南部の省在住であるが、そこでは昨年12月初頭以降、家禽での集団発生が報告されている。

確認されれば、今回の最新の症例により、2004年12月以来のベトナムからの報告数は6例、そのうち4例が死亡したことになる。