国立感染症研究所 感染症情報センター
Go to English Page
ホーム疾患別情報サーベイランス各種情報
高病原性鳥インフルエンザ WHO以外の機関による情報
 
アジアの動物(家禽)における鳥インフルエンザの最新状況 *

 2004年10月20日 OIE(原文

 国・地域 ウイルス型
公 式 報 告
 日 付  報告要旨 **  報告サイトへのリンク
韓国 H5N1 2004年9月24日 7つの県・市にある19の農場で集団発生の報告あり。最後のケースが2004年3月21日に確認された。以降もサーベイランスは継続しているが感染は確認されていない。9月21日に終息宣言。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_26.HTM#Sec4
ベトナム H5 2004年9月24日 大規模な集団発生が報告された2004年1月、2月以降も、南部を中心に集団発生の報告は続いている。5月以後6つの省で集団発生が報告され、8月以降も4つの省での集団発生の報告あり。殺処分、移動制限、サーベイランスなどで対応している。

http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_26.HTM#Sec5

日本 H5N1 2004年7月12日 H5N1ウイルスは国内で1925年以来はじめての確認。1月に山口、2月に大分、3月に京都の農場で集団発生が確認される。いずれも殺処分完了。4月13日には移動制限を解除。以降もサーベイランスを継続しているが、ウイルスは確認されていない。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_36.HTM#Sec7
台湾
(中国)
H5N2 2004年4月21日 2004年4月15日までに、8県、24農場での集団発生、38万羽が殺処分に。ウイルスは低病原性 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_48.HTM#Sec3
タイ H5 2004年10月15日 2001年1月の公式報告以来、集団発生は引き続いており、21県、61カ所以上で集団発生を確認。その後も新規の集団発生は継続。10月1日より農業省は全国で強化サーベイランスを実施している。10月19日には、H5ウイルスに感染したチョンブリ県の動物園のトラが23頭死亡したとの公式報告あり。感染した食用の鳥から感染したと推定され感染源調査中である。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_25.HTM#Sec6
カンボジア H5N1 2004年9月22日 2004年4月1日以降集団発生は確認されていなかったが、9月20日にKandal州の1農場で集団発生を確認。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/aIS_26.htm#Sec7
香港特別行政区 H5N1 2004年1月26日 2004年1月19日、野生ハヤブサ1匹の死亡を発見。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_60.HTM#Sec1
ラオス H5 2004年1月27日 首都に近い村1カ所での集団発生 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_60.HTM#Sec5
インドネシア H5N1 2004年10月6日 2003年12月に始まったと推定される集団発生は、いったん2004年7月におさまったが、 その後もEast Java州および Central Java州で集団発生が確認された。これまで15州、98郡で集団発生が確認されている。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/aIS_33.htm#Sec2
中国 H5N1 2004年7月6日 2004年2月までに16の省・地域で49例の集団発生を確認され、約900万羽が殺処分された。3月以降報告はなかったが、6月に安徽省(Anhui Province)で集団発生を確認。殺処分、移動制限、予防接種などで対応。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_52.HTM#Sec1
http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_37.HTM#Sec1
マレーシア H5N1 2004年10月1日 2004年8月17日に、半島部北部タイとの国境近くのKelantan State の村で H5N1による鶏の感染を初めて確認。半径一キロ以内の鳥の殺処分を8月20日までに完了。その後も同州内の数カ所の村の民家の家禽間で集団発生がつづいている。サーベイランス継続中。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_25.HTM#Sec5
パキスタン H7 2004年4月1日 2004年1月からカラチにおいて集団発生を確認、移動制限、ワクチン接種で対応。その後、サーベイランスを継続しているが、流行は確認されていない。 http://www.oie.int/eng/info/hebdo/AIS_51.HTM#Sec5

以下の国は流行を否定(日付は否定の報告をした日)
http://www.oie.int/downld/AVIAN%20INFLUENZA/A_AI-Asia.htm
バングラデシュ(2004年2月2日)
モンゴル (2004年2月12日)
フィリピン (2004年2月12日)
シンガポール (2004年2月12日)
ネパール (2004年2月16日)
ミャンマー (2004年2月12日)
インド (2004年3月4日)
スリランカ(2004年7月29日)
  * 情報元: OIE
  ** 情報センターが要約

(IDSC掲載 2004年10月20日)

 * 情報は日々更新されています。各ページごとにブラウザの「再読み込み」「更新」ボタンを押して最新の情報をごらんください。

Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.