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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−ベトナムにおける状況−更新

      2012年3月12日 WHO(原文


 ベトナム保健省は、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)のヒト感染確定症例を報告した。

 症例はダクラク省(Dak Lak province)の31歳男性で、2012年2月29日に発症し、同日受診した。男性は3月4日に入院し、ウイルス性肺炎と診断された。3月5日に指定病院に転院し、現在も治療を受けている。

 WHO国家インフルエンザセンターであるホーチミン市パスツール研究所で確定診断された。

 疫学調査により、男性は病気の家禽の屠殺と喫食に関わっていたことが示唆された。ホーチミン市のパスツール研究所と地方保健部局は更に調査を実施し適切な対応を行っている。症例との濃厚接触者で呼吸器症状を呈している人の報告はない。

 ベトナムではこれまでに123例の確定例が報告され、そのうち61例が死亡している。



(2012/3/29 IDSC 更新)
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