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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新

      2012年3月1日 WHO(原文


 インドネシアの国際保健規則国家担当者(IHR National Focal Point)は、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)の新たなヒト感染症例をWHOに報告した。

  症例はバリ(Bali)県、バドゥン(Badung)の12歳男児で、2月11日に発症、16日に私立病院に入院したが、状態は悪化、重症呼吸不全となったため、20日に鳥インフルエンザ指定病院に移送されたが、21日に死亡した。

 感染源に関わる疫学調査において、家禽への接触が示唆されているが、住居や近隣での家禽の死亡は報告されていない。リスク因子は依然として調査中である。

 インドネシアでは2005年以来186例が確定診断され、そのうち154例が死亡している。



(2012/3/8 IDSC 更新)
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