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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新58

      2011年12月15日 WHO(原文


 エジプト保健人口省は、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)の2例のヒト感染症例をWHOに報告した。

  2症例はダカハリーヤ行政区(Dakahlia governorate) の母親とその子供である。

 
両症例とも11月26日に発症した。彼女は12月1日に入院、オセルタミビルを投与された。子供は2011年12月2日に入院、オセルタミビルを投与された。母親は妊娠24週であり、12月3日に死亡した。子供は安定した状態である。

 感染源調査で、両症例は自宅の裏庭で病気や死亡した家禽(鶏や七面鳥)に曝露していたことが明らかになった。

 症例は12月3日にWHOの世界インフルエンザサーベイランスネットワーク(Global Influenza Surveillance Network)の国家インフルエンザセンターであるエジプト中央 公衆衛生研究所(Egyptian Central Public Health Laboratories)で確定診断された。

 エジプトではこれまでに155例が確定診断され、そのうち53例が死亡している。



(2011/12/22 IDSC 更新)
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