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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新56

      2011年11月2日 WHO(原文


 エジプト保健省は、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)の1例のヒト感染症例をWHOに報告した。

 症例はガービア行政区(Gharbia Governorate)マハラ区(Mahala District)の1歳男児で、9月17日に発症し、9月21日に入院した。男児はオセルタミビルによる治療を受けた後、回復し、9月25日に退院した。

 感染源調査の結果、男児は近所で飼育されている家禽への曝露が確認された。

 この症例は、WHOの世界インフルエンザサーベイランスネットワーク(Global  Influenza Surveillance Network)の国家インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所(Egyptian Central Public Health Laboratories)で確定診断された。

 エジプトではこれまでに152例が確定診断され、そのうち52例が死亡している。




(2011/11/21 IDSC 更新)
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