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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新7

      2011年10月26日 WHO(原文


 インドネシア保健省は、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)の新たな2例のヒト感染確定症例を報告した。

 1例目は、バリ州(Bali Province)のバングリ地区(Bangli district)の5歳の女児である。女児は9月27日に発症、地元の総合病院に10月5日入院し、10月9日に死亡した。

 2例目は10歳の男児で、1例目の兄である。男児は9月30日に発症、妹と同じ病院に入院し、10月10日に死亡した。

 保健省と地元保健所による疫学調査によると、子供たちの生活圏に家禽がおり、家と近所で飼っている家禽は、子供たちが発症する前に死んでいた。

 検査室診断により、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)による感染が確定した。

 インドネシアではこれまでに181例が確定診断され、そのうち149例が死亡している。




(2011/11/21 IDSC 更新)
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