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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新52

      2011年6月1日 WHO(原文


 2011年6月1日、エジプト保健省は鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)亜型の新たな1例のヒト感染症例を報告した。

 症例はアレキサンドリア行政区(Alexandria Governorate)、アムリア区(Amria District)の30歳女性で、4月26日に発症し、5月3日に入院した。

 女性は重篤な状況で人工呼吸管理下におかれていたが、5月9日に死亡した。入院時にオセルタミビルが投与された。

 感染源調査の結果、鳥インフルエンザが疑われる病気の家禽への曝露が確認された。

 この症例は、WHOの世界インフルエンザサーベイランスネットワーク(WHO Global influenza Surveillance Network)の国家インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所(Egyptian Central Public Health Laboratories)で確定診断された。

 エジプトではこれまでに144例が確定診断され、そのうち48例が死亡している。



(2011/6/7 IDSC 更新)
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