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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新51

      2011年4月21日 WHO(原文


  2001年4月16日、エジプト保健省は鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)亜型の新たな2例のヒト感染症例をWHOへ報告した。

 1例目はファイユーム行政区(Fayoum Governorate)、ワディ・エル・ラヤン地区(Wadi Elrian area)の29歳男性で、4月1日発症、4月4日入院、4月7日に死亡した。

 2例目はファイユーム行政区(Fayoum Governorate)、ソノレ地区(Sennores area)の1歳半男児で、4月9日発症、4月11日入院。現在治療中で状態は安定している。

 これら2症例に対して、入院の時点でオセルタミビルが投与された。

 感染源調査の結果、両症例は鳥インフルエンザ感染が疑われる病気もしくは死んだ家禽への曝露が確認された。これら2症例間に疫学的関連性はない。

 これらの症例は、世界インフルエンザサーベイランスネットワーク(GISN)の国家インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所(Egyptian Central Public Health Laboratories)で確定診断された。

 エジプトではこれまでに143例が確定診断され、そのうち47例が死亡している。



(2011/4/25 IDSC 更新)
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