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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新48

      2011年3月29日 WHO(原文


  エジプト保健省は、鳥インフルエンザウイルスA(H5N1)亜型による新たな3例のヒト感染症例を確認したと発表した。

 1例目は、スエズ行政区(Suez Governorate)の32歳男性で、3月8日発症、3月12日入院し、3月13日に死亡した。

 2例目はギザ行政区(Giza Governorate)の28歳女性で、3月8日発症、3月10日入院し、現在状態は安定している。

 3例目は、ベヒラ行政区(Behira Governorate)の4歳男児で、3月5日発症、3月7日入院、回復して3月12日に退院した。

 疫学調査の結果、これらの症例には鳥インフルエンザの感染が疑われた家禽への曝露が確認された。

 これらの症例は、世界インフルエンザサーベイランスネットワーク(GISN)の国家インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所で確定診断された。

 エジプトではこれまでに133例が確定診断され、そのうち45例が死亡している。



(2011/3/30 IDSC 更新)
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