バングラデシュ保健省は、新たに1例の鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型のヒト感染症例を報告した。症例はバングラデシュ疫学疾病研究所（IEDCR）および国際下痢症研究センター（ICDDRB）が運営するインフルエンザ定点サーベイランスセンターによって探知された。

　症例はダッカのカマラプール（Kamalapur）出身の16ヶ月の女児で、咳・発熱を主症状として3月8日インフルエンザ定点サーベイランスに報告され、その後回復している。

　詳細な疫学調査および接触者調査がIEDCR、ICDDRB、およびWHO（バングラデシュ）の疫学者のチームによって実施されている。

　症例は、IEDCRにおいて鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型に感染していることが確認された。