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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新

      2011年3月14日 WHO(原文


  インドネシア保健省は、鳥インフルエンザA(H5N1)亜型ウイルスの新たな2例のヒト感染症例を報告した。いずれも新規確定症例であるが、症例の間に関連性はない。

 1例目は西ジャワ州デポック市(Depok City, West Java Province)の2歳男児で、2月3日発症、2月5日民間クリニックに入院、2月6日病院に紹介入院したが、同日死亡した。男児の発病以前に、男児の近隣において病気で死んだ家禽が報告されている。

 2例目は西ジャワ州ブカシ市(Bekasi City, West Java Province)の31歳の女性で、2月23日発症、2月25日民間クリニックに入院、2月28日病院に紹介入院し、オセルタミビル投与にもかかわらず3月1日に死亡した。疫学調査によると、女性は生きた家禽が売買されている伝統的な市場を訪問したことが確認された。

 検査室診断により、両症例において鳥インフルエンザA(H5N1)亜型ウイルスの感染が確認された。

 インドネシアではこれまでに174例が確定診断され、そのうち144例が死亡している。



(2011/3/22 IDSC 更新)
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