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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−46

      2011年3月10日 WHO(原文


  エジプト保健省は、鳥インフルエンザA(H5N1)亜型ウイルスの新たな2例のヒト感染症例と以前に公表された症例の死亡を発表した。

 1例目はベヒラ行政区(Behira Governorate)の17歳の女性である。女性は2月27日に発症し、3月1日に入院した。現在、状態は安定している。

 2例目はダカヒラ行政区(Dakahlia Governorate)の17歳の女性である。女性は2月24日に発症、2月26日に入院したが、2月28日に死亡した。

 感染源の調査によると、両症例とも病気で死んだ家禽への曝露があった。また、両症例ともオセルタミビル治療を受けた。

 両症例は、WHOの世界インフルエンザサーベイランスネットワーク(GISN)の国家インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所で確定診断された。

 以前に報告されたシャルキア行政区(Sharkia Governorate)の32歳女性(更新45参照)は、3月3日に死亡した。

 エジプトではこれまでに129例が確定診断され、そのうち43例が死亡している。



(2011/3/22 IDSC 更新)
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