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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−カンボジアにおける状況

      2011年2月9日 WHO(原文


  カンボジア保健省は、鳥インフルエンザH5N1の新たなヒト感染症例を発表した。

 プノンペン市ルセイケオ郡(Russey Keo)プレックリープ(Prek Leap)村の5歳女児で、1月29日に発症し、2月3日に入院し、その12時間後に死亡した。鼻咽頭検体におけるH5N1ウイルスの確認は、カンボジアの国立インフルエンザセンターであるパスツール研究所で行われた。

 この症例は発症前7日間に病気の家禽との接触歴があった。

 保健省はこれまで対応の調整に当たっており、接触者調査、疑い例の検体採取、濃厚接触者のオセルタミビル予防内服、能動的なサーベイランスおよび動物の衛生部局との共同調査、地域住民への教育、パブリックコミュニケーションをWHO協力の元に行っている。

 カンボジアでは2005年以降11例が確定診断され、そのうち9例が死亡している。



(2011/2/14 IDSC 更新)
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