エジプト保健省は、A（H5N1）鳥インフルエンザ感染症のヒトへの新規症例を発表した。

　症例は、カリュービーヤ行政地区の33歳の女性で、8月17日に発症し、8月24日に入院した。オセルタミビルによる治療を受けたが、8月26日に死亡した。

　感染源調査では、病気や死亡した家禽との接触が認められた。

　症例はWHOの世界インフルエンザサーベイランスネットワーク（WHO Global Influenza Surveillance Network：GISN）の国内インフルエンザセンターであるエジプト中央公衆衛生研究所（Egyptian Central Public Health Laboratory）により確定診断された。

　エジプトの鳥インフルエンザA（H5N1）の検査診断された112例のうち、死亡例は36例であった。