2009年5月28日 WHO(原文)
エジプト保健省は2009年5月26日に鳥インフルエンザの新たな確定ヒト症例を2例報告した。2例はSharkia行政地区の異なった地区に住んでいる。 第1例目は、Hehia地区Hehia市の4歳の男児である。男児は5月24日に発熱で発症した。 第2例目は、Abo Hammad地区の4歳の女児である。女児は5月23日に発熱で発症した。 両症例ともZagazig発熱病院に入院し、オセルタミビルの投与を受け、安定した状態にある。 感染源に関する調査によると、両症例とも弱った家禽や死んだ家禽に対する濃厚な接触があったことが指摘されている。両症例ともエジプト中央公衆衛生研究施設において2009年5月26日に確認された。 エジプトでこれまでに確認された76例のうち、27例が死亡している。