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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況−更新16

      2009年5月22日 WHO(原文


  5月13日から20日の間に、エジプト保健省は鳥インフルエンザの新たな確定ヒト症例を5例報告した。

 第1例目は、Sharkia行政地区、Kafr Sakr地区の4歳の男児である。男児は5月10日に発症し、5月11日にZagazig発熱病院に入院した。男児の容態は安定している。

 第2例目は、Gharbia行政地区、Mahalla地区の3歳の男児である。男児は5月12日に発症し、5月15日にMahalla発熱病院に入院した。男児の容態は安定している。

 第3例目は、Dakahlia行政地区、Meet Ghamr地区の4歳の女児である。女児は5月9日に発症し、5月17日にMansoura胸部疾患病院に入院した。女児は5月18日に死亡した。

 第4例目は、Dakahlia行政地区、Sherbin地区の4歳の男児である。男児は5月18日に発症し、同日Mansoura胸部疾患病院に入院した。男児の容態は安定している。

 第5例目は、Sohag行政地区、Sohag地区の3歳の男児である。男児は5月17日に発症し、5月18日にSohag発熱病院に入院した。男児の容態は安定している。

 感染源に関する調査によると、上記の5例すべてが弱った家禽や死んだ家禽に対する濃厚な接触があったことが指摘されている。5例すべてがエジプト中央公衆衛生研究施設において確認された。

 エジプトでこれまでに確認された74例のうち、27例が死亡している。






(2009/5/27 IDSC 更新)
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