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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−中国における状況−更新3

      2009年1月27日 WHO(原文


 中国保健省は、H5N1感染のヒト感染症例を新たに3例確認したと発表した。

 第一例目の新疆ウイグル自治区ウルムチの31歳女性は1月10日に発症した。女性は病院で治療を受けたが、1月23日に死亡した。女性の推定感染源に関する調査によると、生きた家禽を売る市場を最近訪れたことが指摘されている。地域の当局は現在疫学調査を行なっており、濃厚接触者は監視されている。現在までに、接触者の間に臨床症状は報告されていない。

 第二例目は、貴州省貴陽市の29歳男性である。男性は1月15日に発症し、重体である。男性の感染源に関する調査によると、家禽市場での曝露の可能性が指摘されている。

 第三例目は、広西壮族自治区北流市の18歳男性である。男性は1月19日に発症し、1月26日に死亡した。男性の感染源に関する調査によると、最近病鳥や死鳥への曝露があったことが指摘されている。濃厚接触者は監視されており、現在のところ全員健康である。

 中国でこれまで確認された37例のうち、25例が死亡している。


(2009/1/28 IDSC 更新)

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