国立感染症研究所 感染症情報センター
Go to English Page
ホーム疾患別情報サーベイランス各種情報
高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況

      2009年1月22日 WHO(原文


 インドネシア保健省は、H5N1鳥インフルエンザウイルスのヒト感染確定症例をあらたに2例発表した。第一例目はBantan州Tangerang地区の29歳女性であるが、2008年12月11日に発症し、12月13日に入院し、12月16日に死亡した。調査によると、女性は毎日鶏肉を含む生鮮食料品を買うために生鮮市場を訪れていたことが指摘されている。家族内接触者は医学的監視下に置かれ、発症した者はいなかった。

 第二例目は、西ジャワ州Bekasi市の5歳の女児であるが、2008年12月23日に発症し、12月27日に入院し、2009年1月2日に死亡した。調査によると、女児は発症2日前に鶏肉と卵を買うために生鮮市場を訪れていたことが指摘されている。家族内接触者は医学的監視下に置かれ、発症した者はいなかった。

 実験室診断によって、いずれの症例においてもH5N1鳥インフルエンザウイルスの存在が確認された。

 インドネシアで現在までに確認された141例のうち、115例が死亡している。


(2009/1/27 IDSC 更新)



 * 情報は日々更新されています。各ページごとにブラウザの「再読み込み」「更新」ボタンを押して最新の情報をごらんください。

Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved.