国立感染症研究所 感染症情報センター
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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−エジプトにおける状況

      2008年12月16日 WHO(原文


 

 エジプト保健・人口省は、鳥インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染の新たなヒト症例を発表した。症例はアッパーエジプト・Assuit行政地区の16歳女性であり、2008年12月8日に発症した。女性は当初、12月11日に地域の病院に入院したが、その後12月13日にAssuit大学病院に転送され、そこで12月15日に死亡した。H5N1鳥インフルエンザウイルス感染は、12月15日に同国中央公衆衛生研究施設とアメリカ合衆国海軍医学研究所第3ユニット(NAMRU-3)においてPCR法にて診断された。女性の感染源に関する調査によると、病鳥や死鳥と最近接触していることが示唆されている。

 エジプトでこれまでに確認された51例のうち、23例が死亡している。



(2008/12/17 IDSC 更新)



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