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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況45

      2008年12月9日 WHO(原文


 インドネシア保健省は、H5N1鳥インフルエンザウイルスのヒト感染確定症例をあらたに2例発表した。第一例目はRiau州の9歳女児であるが、2008年11月7日に発症し、11月12日に入院した。女児は回復し、11月27日に退院した。実験室診断によりH5N1鳥インフルエンザウイルスの存在が確認された。女児の感染源の調査によると、11月2日に女児の家で家禽が死んでいたことが指摘されている。

 第二例目は、東ジャカルタの2歳の女児であるが、11月18日に発症し、11月26日に入院し、11月29日に死亡した。実験室診断によりH5N1鳥インフルエンザウイルス感染が確認された。女児の感染源に関する初期の調査では、生きた鳥の市場における曝露が示唆されている。

 インドネシアで現在までに確認された139例のうち、113例が死亡している。




(2008/12/15 IDSC 更新)



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