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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況44

      2008年9月10日 WHO(原文


 インドネシア保健省は、H5N1鳥インフルエンザのヒト感染症例を2例、さかのぼって発表した。第一例目は、Banten州Tangerang地区の38歳男性であるが、2008年7月4日に発症し、7月9日に入院し、7月10日に死亡した。男性の近所には、近所の人が所有している商売のための家禽のおりを含めた、自由に動き回る家禽が居た。

 第二例目は、Banten州Tangerang地区の20歳男性であるが、7月20日に発症し、7月29日に入院し、7月31日に死亡した。報告によると、症例の家で飼っていた鶏が男性の発症の前の週に死亡し、男性は発症までに自家の鶏の群れをさばいて消費したことが示唆されている。

 インドネシアで現在までに確認された137例のうち、112例が死亡している。


(2008/9/12 IDSC 更新)



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