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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−ミャンマーにおける状況−更新

      2007年12月14日 WHO(原文


ミャンマー保健省は、H5N1鳥インフルエンザウイルスによる同国で初めてのヒト感染症例を確認した。症例はShan州(東部)のKyaing Tone町に住む7歳の女の子である。

症例は、11月中旬の家禽でのH5N1集団発生に続くルーチンのサーベイランスを通じて検知された。女性は2007年11月21日に発熱と頭痛の症状を呈し、11月27日に入院した。女性は今は回復している。症例から採取された検体は、ヤンゴンにある国の保健研究施設とタイの国立衛生研究所においてH5N1陽性であった。診断はさらに、日本の東京にある国立感染症研究所のWHOインフルエンザ協力研究試験センターにおいて確認された。

保健省、畜水産省、WHOの同国のオフィスが女の子の感染源を確認する調査を行なっている。初期の所見では、発症の前の週に症例の家の近くで家禽が死んでいたことが示唆されている。現在までに、症例に対するすべての同定された接触者は健康であり、現在も続いている現地でのサーベイランス活動によってもさらなる症例は検知されていない。

(2007/12/19 IDSC 更新)



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