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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−ベトナムにおける状況−更新1

      2007年6月29日 WHO(原文


ベトナム保健省は、インフルエンザA(H5N1)ウイルス感染のヒト症例を新たに2例発表したが、これは2005年11月以来ベトナムから報告された初めての症例である。両症例とも国立衛生疫学研究所(NIHE)によって、およびWHOのH5リファレンス研究施設であるアメリカ合衆国の疾病対策予防センター(CDC)によって、確認された。

第1例目はVinh Phuc省在住の29歳男性である。男性は結婚式で家禽を処理した数日後の5月10日に発症した。男性は5月15日に入院し、6月11日に退院した。

第2例目はThai Nguyen省在住の19歳男性である。男性は家禽処理場で家禽に曝露したのち5月20日に発症した。男性は5月25日に入院し、今も入院中であるが安定した状態である。

現在までに、この2症例の間に疫学的関連の証拠はなく、両症例の密接接触者に感染の徴候はない。

これらのヒト症例は今年の5〜6月にベトナムから報告された多数の新たな高病原性鳥インフルエンザの家禽における集団発生と一致している。




(2007/7/6 IDSC 掲載)



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