エジプト保健・人口省は、鳥インフルエンザA（H5N1）ウイルス感染の新たなヒト症例を確認した。患者はエジプト中央公衆衛生研究所およびWHOのH5リファレンス実験施設であるアメリカ海軍医学研究ユニット3（NAMRU-3）によって確認された。

患者はQena 行政地区の4歳の男児である。6月20日に発症し21日に入院した。男児は治療を受けており状態は安定している。男児の感染源に関する初期の調査において、死んだ家禽への接触が示唆されている。

エジプトでこれまでに確認された37例のうち、15例が死亡している。