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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−インドネシアにおける状況−更新6

    2007年5月16日 WHO(原文


WHOは、2007年1月の終わりから現在までにインドネシアで発生したH5N1鳥インフルエンザのヒト感染症例を、13人の死亡症例を含む15例をあらたに確認できており、それに従って確定ヒト症例の表を更新した

H5N1インフルエンザウイルス感染に対する検査は多くの検査施設でルーチンには行なわれておらず、またH5N1の検査を行なう検査施設の間でも診断能力の経験や水準が様々である(WHOの判定基準を参照、リンク先は英語)。WHOは以前、インドネシアからの検査結果の外部確認を要求してきたが、H5鳥インフルエンザウイルスを診断するジャカルタの国立検査施設の能力に対する公式な現地評価ののちに、WHOは今後この国立検査施設からの結果を、Eijkman研究所と協力して外部確認なしに受け入れる。

この評価は、東京のWHO協力センター・インドとタイの国立インフルエンザセンター・WHO南東アジア地域事務所・在インドネシアWHO事務所のウイルス学者と検査室科学者からなるWHOチームによって行なわれた。

以下に示された、H5N1鳥インフルエンザのヒト感染の追加症例が確認された。これらの症例のうち7例が病鳥や死鳥に対する曝露があった。8例に対する感染源は不明である。

表 ヒト感染の追加症例



(2007/5/17 IDSC 掲載)



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