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高病原性鳥インフルエンザ

WHO 更新情報
  鳥インフルエンザ−ラオスにおける状況

    2007年2月27日 WHO(原文


ラオス人民民主共和国政府は本日、H5N1鳥インフルエンザウイルス感染の同国初のヒト症例を報告した。

ビエンチャン在住の15歳女性が2月10日にインフルエンザ様症状を呈し、2月15日に発熱と呼吸器症状にて入院した。17日には隣接するタイの医療機関へ転院し、現在はNongkhai公立病院に居て状態は安定している。ラオスの疫学者とタイの臨床医によって採取された検体はタイの国立保健研究所で検査され、H5N1感染陽性であった。ラオス政府は検査のためにWHO協力センターに検体を送る準備をしている。

2月24・25の両日、タイとラオスの保健省とWHOのスタッフが、女性の住む村やそれ以前に家禽が死亡していた地域の状況を調査した。女性の密接接触者は同定され、毎日監視されている。成人にはオセルタミビルによる予防内服が提供され、現在までに全員が健康である。




(2007/3/1 IDSC 掲載)



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