|
|||
WHO 更新情報 |
|
鳥インフルエンザ−ナイジェリアにおける状況−更新
2007年2月3日 WHO(原文) |
死亡者の接触者から取られた検体は、WHO協力センターによって検査されたが陰性であった。 H5N1ウイルスはナイジェリアの家禽における集団発生で同定されている。そして鳥インフルエンザの影響を受けている他の国と同様に、鳥インフルエンザの散発的なヒト感染例は想定外の出来事ではない。WHOはナイジェリア政府と協働して強化サーベイランスを実施しており、インフルエンザ様症状を呈する人々が医療機関を受診しているためさらなる疑い例の報告が発生する可能性がある。 H5N1鳥インフルエンザウイルスは適切に処理され調理された食品を通じてヒトに感染伝播することはない。H5N1のヒト感染症例は、調理前に病鳥や死鳥を家庭で殺処分し手を触れたことにしばしば関連付けられている。これらの行為はヒト感染に対する最高のリスクの代表的なものであり、厳に避けるべきものである。生肉や生鳥/死鳥を取り扱う際には、手と表面(訳註:鳥の体表と調理台などの面の両方を指すと思われる)を石鹸と水で消毒することが必須である。それらを食べる人々は、調理の過程で家禽のすべての部分が最低摂氏70度に達するようにし、卵が全体にわたり完全に調理されていることを確認することも必要である。食物の安全性に関する詳細な勧告はこちら(WHO原文、英語)を参照願いたい。
(2007/2/7 IDSC 掲載)
|
* 情報は日々更新されています。各ページごとにブラウザの「再読み込み」「更新」ボタンを押して最新の情報をごらんください。
|
Copyright ©2004 Infectious Disease Surveillance Center All Rights Reserved. |